日曜日の横浜の夜に…

2017年6月25日
横浜FCvs湘南ベルマーレ
ニッパツ三ツ沢

ピッチの中というのは、単純にひとつのボールを奪い合うサッカーという競技ですけれど、僕は今日も思ったんですが本当に人生そのものだと思います。大丈夫だと思って足を止めたら大丈夫じゃなかった、もうダメだと思ったらダメになる、でも諦めなければ何かが起こるというのは全部人生と同じだと思います。

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6月25日(日) 第20節 VS 横浜FC « 湘南ベルマーレ公式サイト

 

湘南には岡本拓也山田直輝、ベンチに入った坪井慶介、横浜には永田拓也と、一緒に観に行った浦和ファンの友達的には涙物のカード。試合は前半35分のオウンゴールで先制した湘南が1-0で逃げ切った。

冒頭は試合後の湘南・曺貴裁監督のコメント。今季の湘南はいい試合をすると勝てないし、内容は良くなくても勝ち点3が取れた。また、第6節カマタマーレ讃岐戦では前半31分までに3失点して完敗したり、ふいに足元をすくわれた試合も少なくなかった。

なかなかうまくいかない。けどそれって人生と同じなんだなぁと。結果がでるのは一瞬。そこまでの過程の方がうんと長い。

結果より過程が大事なんてまったく思わない。常に結果を求めないといけないし、結果を大事にしない過程に何も意味はないと思う。

だけど湘南スタイルのプロセスは美しい。90分間相手にプレッシャーをかけ続け、奪ったらゴールにまっすぐ向かう。がむしゃらに、ひたむきにゴールを狙い、守ろうとする姿に心を打たれるんだと。そして、どちらかが負ける勝負の世界では、勝ち負け以外の要素でどれだけ惹きつけられるかが大事なんだと思う。

久しぶりの現地観戦は好きなニッパツ。バックスタンドが低くてピッチがすぐそばにあるニッパツは、躍動感のある湘南のサッカーとの相性がよかった。こんなスタジアムが湘南の本拠地になればなー。 

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